他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威 著者:ジョージ・サイモン

日常
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きゅうがめら‼︎ぺいです‼︎

今回はちょっと怖い本を紹介したいと思います。

あなたの近くにもきっといる‼︎と思われるマニピュレーターについてです。

自分を守れるのは自分自身ですので、これを知った上でどう対処していくか考える手助けになれたら本望です。

今回は特に女性の皆さんに向けて書かせてもらっています。

ではよろしくお願いいたします٩( ‘ω’ )و

はじめに

「優しい人」の仮面に要注意?


人間関係でモヤモヤした経験、ありませんか? 特に、「あの人、なぜか私を疲れさせる」「話していると自信がなくなってくる」

…そんな相手に心当たりがある方、もしかしたらその人は“マニピュレーター”かもしれません。

「マニピュレーター=巧みに人をコントロールする人」

と言われています。


マニピュレーターって、どんな人?

著者のジョージ・サイモン氏によれば、マニピュレーターは「表面的には優しく、魅力的に見える」ことが多いそう。


でもその実態は、自分の目的のために他人をコントロールし、罪悪感や不安を利用して相手を操る人たち。

たとえばこんな言動、思い当たりませんか?

  • 「君のためを思って言ってるんだよ?」と言いながらこちらを否定してくる
  • ミスを指摘しても逆ギレ、被害者ぶる
  • 気づくと、いつも私だけが謝っている…
  • 「私が悪いのかな」と悩ませられる会話ばかり

こうした操作的なコミュニケーションの裏には、「責任を取らずに、自分の思い通りにしたい」という欲求があるそうです。


なぜ私たちはマニピュレーターに引っかかるの?

サイモン氏が強調するのは、「マニピュレーターは“共感力がある人”を狙う」ということ。

特に女性は、人間関係において“円滑さ”や“調和”を大切にしがち。だからこそ、「相手を傷つけたくない」「怒らせたくない」という思いが先に立ち、違和感を見逃してしまうことが多い。


自分を守るための3つのヒント

1. モヤッとしたら、立ち止まる

「何かおかしい」と思った感覚は大切なサイン。すぐに答えを出さなくても、「あの時の言い方、変だったかも?」と自分の中で振り返ってみましょう。

2. “罪悪感”が頻繁に湧いてくる相手とは距離を取る

「私が悪いんだろうか」と何度も自問してしまう関係は、健全ではない可能性があります。罪悪感ではなく、安心感をくれる人との関係を選びましょう。

3. 相手の“行動”を見よう

サイモン氏は、「言葉ではなく行動を見て」と語っています。どんなに優しい言葉をかけられても、その後の行動が支配的だったり、誠実さに欠けていたら要注意。

【恋愛編】

「彼は優しいけど、なんだか苦しい…」

マニピュレーターが恋愛で使う“ずるいテクニック”とは?

恋愛初期って、相手がとても魅力的に見えますよね。特に、「こんなに私のことを気にかけてくれるなんて…」と感じると、どんどん気持ちが傾いてしまうもの。

しかし、ジョージ・サイモン氏が指摘する“恋愛におけるマニピュレーター”は、その優しさを武器にして相手をコントロールしようとします。

こんな恋愛、経験ありませんか?

  • 「僕がいないと君はダメだよ」と言ってくる
  • 連絡が遅れると不機嫌になる
  • 意見を言うと「俺のこと信じてないの?」と返される
  • 「君のために言ってるのに」と価値観を押し付けてくる

これらは一見、愛情のように見えますが、実は“精神的な囲い込み”なんです。
マニピュレーターは相手の自己肯定感を下げ、自分の支配下に置こうとします。

自分を守るためのポイント

  • 違和感を“なかったこと”にしない
    「好きだから我慢しよう」と自分の直感を押し殺すのは危険。最初の違和感を大事にしましょう。
  • 関係のバランスを見る
    いつも自分だけが「合わせている」「謝っている」なら、対等な関係ではありません。
  • 愛と依存の違いを知る
    「好きだから自由にさせてくれる」のが愛。「好きだから縛る」はコントロールです。


【職場編】

「いい人そうなのに、なぜか振り回される上司・同僚」

職場にもいる!“ソフトな支配者”に注意

職場での人間関係も、マニピュレーターが入り込みやすい場所です。
表向きは「チーム思い」「頼れる先輩」なのに、なぜかモヤモヤが続く相手はいませんか?

こんな上司・同僚、要注意!

  • 「君にしか頼めない」と無理な仕事を押しつけてくる
  • 断ると「やる気ないの?」と責められる
  • トラブルが起きると、うまく責任を逃れる
  • 努力しても評価されず、「感謝がない」と言われる

職場のマニピュレーターは、組織の中で“いい人”ポジションを保ちながら、裏では人を操作して楽をしようとします。
しかも、自分は表立って悪く見えないように振る舞うのが厄介。

職場で自分を守るには?

  • 記録を残す
    曖昧な指示、無理な要求、責任転嫁されたことなどはメモに残しておきましょう。
  • 周囲と情報を共有する
    ひとりで悩まず、信頼できる同僚に相談してみて。被害は意外と“共通体験”かもしれません。
  • NOと言う勇気を持つ
    「断ったら嫌われる」と思っても、無理な要求はしっかり断ってOKです。嫌う人より、自分の健やかさを大事にしましょう。

恋愛も仕事も、自分を小さくしない関係を選ぼう

マニピュレーターの怖さは、相手が悪人に見えないところ。でも、自分の心やエネルギーを消耗させる関係は、あなたにとって“有害”です。

恋愛でも職場でも、「自分らしくいられるか」が大事な判断軸。


あなたの感覚は、あなたを守る大事なセンサーだということを忘れないでください。

最後に

優しさと都合の良さは違う

「優しさ」はあなたが持つ素敵な魅力。でも、それを“都合よく使う人”のために犠牲にする必要はありません。
自分を守ることは、わがままでも冷たいことでもなく、健やかに生きるために大切な力です。

ジョージ・サイモン氏の本は、「なんだか疲れる人間関係」に悩むすべての人に女性だけではなくみんなに読んでほしい一冊です。今回は特に、他人を思いやる優しい女性に向けてご紹介させていただきましたが、みなさんが自分を見つめ直す大きなヒントになるかもしれません。

📚 気になった方へ

📖 書籍名:『他人を支配したがる人たち:身近にいる「マニピュレーター」の脅威』
🖋 著者:ジョージ・K・サイモン

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💡 こんな方におすすめ:

  • 人間関係に振り回されがちな方
  • 優しさが“武器”として使われる経験をしたことがある方
  • 自分をもっと大切にしたいと感じている方

最後に

今回はマニピュレーターについて紹介させていただきました。

ちょっと自分もそうなんじゃないかと思った方ももしかしたらいたかもしれません。

この本を読んで感じることがありましたら是非コメントを残していただけすと幸いです。

あなたの人生はあなたが決めていいんです。

直感を大事にしてください。

それでは

ここまで

読んでくれて

おぼらだれん٩( ‘ω’ )و

心ソング♪

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