はじめに
きゅうがめら‼︎ぺいです‼︎
今回は初めて小説を紹介していきます。小説といっても「人生論」のような人生の目的を見つけ、夢を追うことの大切さを伝える寓話として、多くの人に影響を与えた作品です。
正直、読んでみてもすぐには理解しづらい部分もありました。理解を深めるには、2回読むことをオススメします。
それでは、よろしくお願いします٩( ‘ω’ )و
あらすじ
スペインの羊飼いの少年サンティアゴは、繰り返し見る夢に導かれてエジプトのピラミッドに隠された宝物を探しに旅立ちます。旅の途中でさまざまな人物と出会い、重要な教訓を学び成長していきます。
人物紹介
- ジプシーの老婆: 夢の意味を解読し、サンティアゴに「宝を探すべきだ」と助言。
- メルキゼデク王: 「個人的伝説」の概念を説き、運命に従うことの重要性を伝える。
- クリスタル商人: 夢を追う勇気がない人々の姿を示し、サンティアゴに挑戦し続ける意義を教える。
- キャラバンの旅での出会い(イギリスの少年): アルケミスト(錬金術師)との出会いにつながる。
- アルケミスト: 世界の「魂」とつながり、自分の運命を信じることの大切さを説く。
サンティアゴは数々の試練を乗り越えながら「宇宙の法則」を学び、最後には真の宝物が意外な場所にあることを知ります。
テーマ
- 個人的伝説: 自分の運命や使命を見つけ、実現すること。
- 直感と運命: 夢や予兆を信じ、自分の心の声に従うこと。
- 困難と成長: 試練は自己成長のために存在する。
パウロ・コエーリョの名作『アルケミスト 夢を旅した少年』は、世界中で愛されている寓話的な物語です。この本は、私たちに「夢を追い求めることの大切さ」を教えてくれます。
ぺいの感想や考察
羊飼いの少年が見つけたものとは
主人公の少年サンティアゴは、スペインで羊飼いをしていたごく普通の少年でした。しかし、繰り返し見る夢をきっかけに、エジプトのピラミッドに隠された宝物を探しに旅立ちます。旅の途中で、多くの人々と出会い、彼らから人生の知恵を学んでいくのです。
例えば、ジプシーの老婆からは「夢には意味がある」と教えられ、メルキゼデク王からは「個人的伝説」という概念を学びます。そして、旅の中で試練を乗り越えながら、最終的に彼が本当に見つけた宝物とは何だったのでしょうか?
夢を追う勇気とは
本書が伝えるメッセージの1つとして、私自身は「夢を信じ、それに向かって行動すること」であったと考えます。サンティアゴは、安定した羊飼いの生活を捨て、大きな未知の世界へと旅に出ます。この決断こそが、彼の運命を大きく変えていくのです。
しかし、夢を追う道のりは決して楽なものではありませんでした。時には絶望し、時には自分の選択を疑うこともありました。それでも、「宇宙はあなたの夢を応援してくれる」というメッセージが、この物語を通じて伝えられます。
「個人的伝説」を生きること
メルキゼデク王が語る「個人的伝説」とは、自分の本当の使命や情熱に従って生きることを意味します。本当にやりたいことがあるのなら、恐れずにその道を進むべきだと、本書は私たちに語りかけていると感じました。
また、アルケミスト(錬金術師)は、「本当に何かを望めば、宇宙全体が協力してそれを叶えようとする」という言葉をサンティアゴに伝えます。この一節は、ちょっとスピリチュアルに感じることもあるかと思いますが、サンディアゴの心を打ち、勇気を与えてきました。
私たちの人生の宝物
サンティアゴの旅の終着点にあったのは、最初から彼の身近にあった「本当の宝物」でした。これは、人生においても同じことが言えるのではないでしょうか?
時に私たちは、「幸せ」や「成功」は遠い場所にあるものだと思い込みがちです。しかし、旅をすることで視野が広がり、自分自身の本質に気づくことができるのです。私たちが本当に求めているものは、実はすぐそばにあるのかもしれません。
まとめ
このブログの冒頭でも書きましたが、理解するのが少し難しい作品になっていると私は感じました。それは私自身が、まだ視野が広くないのも影響しているかと思います。じゃあ視野を広めてから読むといいのかというと、それはそれでいいとは思います。しかしこの作品を読むことで視野が広がるのも事実だと思っています。1回目よりも2回目、といった具合に読む回数によって新たな感想や考察が出てくるのがこの作品の魅力だったと感じます。
『アルケミスト 夢を旅した少年』は、人生の目的や夢について深く考えさせてくれた1冊です。夢を持ち、それを信じて行動することの大切さを学ぶことができます。
最後に
もし、あなたが今何かを迷っているなら、この本を読んでみてください。きっと、サンティアゴの旅があなたに新しい気づきを与えてくれるはずです。
そして旅(新しく何かに挑戦すること)をしてみてください。きっと、この先の人生をより良いものにしてくれると思います。
ここまで
読んでくれて
おぼらだれん٩( ‘ω’ )و
心ソング♪
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